Bread & Sweets, sometimes coffee...

パンとスイーツ、ときどきコーヒーのことを綴るブログです

free space "Hygge"

こんばんは🌙オーナーのcoichiです。

前回の投稿からまた1年以上経ってしまいました、、、

ブログはお伝えしたいことが長くなってしまうときに活用したいと思って始めましたが、いざ書こう!と思うと時間が掛かってしまって書ききれないままお知らせしたい期限を過ぎてしまうという過ちの繰り返しだったりしてます。。

 

今回は大きな進展のお話なのでブログでお伝えさせていただきます📝

 

実はNoPell、昨年夏の頃から色々と行動指針を変えていこうと動いておりました。

経営理念はそのままに、インスタのタグでもスタート期から掲げている「穏やかな時間の過ごし方」「食卓に彩りをコーディネートする」が根本にあります。

でも実際にこのテーマを追い求めて前に進めているのか?もしかして停滞しているのでは?と思えることもあってモヤモヤしてしていたのも事実です。。

 

”美味しいパンを作る” 

これは必然の事象であってテーマではない。ここを追求するために事業を始めたわけではなくて、パンを主体とした食の提供を通じてより豊かで穏やかな時間を過ごしてもらえるような創出が自分は他のパン職人の方とは違う観点からできるんじゃないか…と思ったのが発端でした。

NoPell→Notakezawa Puutarha elaa luonnon kanssa...

北欧の言葉で「野竹沢の庭、自然との暮らし」という意味になる文章の単語の頭文字を抜き取って作った造語 ”NoPell”

誰もが訪れることができる自然豊かな土地で穏やかに過ごしてもらうことをパンを通じて行うことが私の想いです。

此処で過ごした時間がお客様のご自宅の食卓に並んだパンから思い出される、彩をNoPellが創り上げることがコーディネートするという発想に繋がっています。

 

ここ数年はありがたいことにメディアや口コミなどで多くの方に知っていただく機会がありました。

同時に早い時間でパンが品切れにならないよう焼き上げることにいっぱいいっぱいの日々になってしまい、遠方から来てくださる方に1個でも多く届けなければという使命感から生産重視で行っていました。

思い返せば初年度と比べると3倍から4倍の数を一人で焼き上げられるように。。

 

昨年に入って少し店舗も落ち着いてきて、春が過ぎるころにはだいぶ穏やかな営業になっていました。

このタイミングが次に進むチャンスかもしれない!と思って動き始めた2023年夏。

半年経って一つ形になってきたことがあります。

それが、

 

『フリースペースの設置』

 

今回のお題になります。

free space "Hygge"

まだまだ未完成ではありますが、この空間で時間を過ごしてもらえるまでにはなったので一般公開したいと思います。

最大の注意点は、

”カフェではありません”

あくまでも”フリースペース”です。

購入した後にちょっと休んでもらったり、この自然の中でのんびりと過ごしてもらいたい想いから作った空間になりますのでお店側からのサービスの提供はありません。

  • 自然豊かなこの地でパンを楽しむ
  • 淹れたてのコーヒーを味わう
  • 都会の喧騒から離れて静かな時を刻む
  • 優しい光に包まれて穏やかな気持ちに浸る
  • 大切な人とゆったりとした時間を共有する
  • ゆっくりと本を読んで休憩する
  • 一人の世界で物事を整理する
  • 風を受け、揺らぎに穏やかさを感じる
  • 楽しい時間を過ごす

こんな想いで過ごしてもらえたら嬉しいです。

縁側が入り口になります。

大広間だった場所をリノベーション


今回はデンマークを参考にして灯りと家具で非日常を過ごせるような空間を目指しています。

学生時代からコツコツと揃えていた家具と、ここ数年で興味が高まった北欧の照明。

部屋全体を包む光ではなく、ひとつひとつのテーブルに照らす灯りを配置しました。

 

WATT A LAMP社製 "Stretch"

この照明は数年前に一目惚れして以来ずっと気になっていたんですが、部屋に合わせるにはちょっと難しいなぁと足踏みしていた品でした。

ちょっとずつリノベーションしていく中でこの照明が入ることで部屋全体のカラーが定まる瞬間があり、即購入した今回の空間に必須なアイテムの一つです。

 

Aalto  vintage table&chair

AARIKKA rocking horse

石井奏子(torimaruco)作 [午後の庭そうじの風景です]

鴨志田和泉(izumi_chuchu) 瓶アート


今後はこの空間で個展やワークショップなどを開催したりするのも夢見ています。

多くの方がのんびりと穏やかな気持ちで過ごせる場所をNoPellが思い描くスタイルで感じて見つけて体感してもらえればと思います。

晴れた日の心地よい風や鳥の音色、雨の日のしっとりとした情景のなかで聞こえる雨音など、天候や季節の変わりゆく風景をお楽しみください。

きっと優しい気持ちになれるはずです。

NoPellが届けたい想いはこの"Hygge"に。

 

 

フレンチトーストのお披露目です👏

こんばんは🌙  オーナーのcoichiです。

今日はオーナーこだわりのアイテムのご紹介です💡

 

昨年からスタートしたカフェスタイル「fika på NoPell」、

こちらでは店舗では表現できないライブ感のある食を提供しています🍽

2022年10月開催予定の会にはひっそりとフレンチトーストをお披露目する予定だったのですが、、、

体調不良により急遽キャンセルとなってしまいお蔵入りとなってしまいました。。

ご来場を予定していた方には大変失礼いたしました🙇‍♂️

 

次回の開催日が確定しまして、その日はフレンチトーストも時間限定でお作りすることになりました🙌

せっかくなのでブログでフレンチトーストにこだわる店主の想いを綴ろうかと思います。

 

パンのアレンジメニューとして一番に思いつく方も多いかと思うフレンチトースト🍞

私も20代の頃、何かパンが残りそうならフレンチトーストにして味変を楽しもうと考えることもしばしば。

でも決してフレンチトーストをメインに考えて1からパンを作るのではなく、あくまでも2次再生利用といったパンベルデュの一環としての立ち位置なフレンチトースト。

勤務先でも形状不備のものやロスになりそうなパンをフレンチトーストにすることでまた新しい価値を生み出すことができる、パン屋ならではの生産スタイルの一つとして重宝されるアイテムでした。

 

30代、転職をした先がパンよりも菓子製造の方が主力の企業であると同時にM&Aで大きなグループを形成している企業でした。

数多くいる従業員の中でパンのシェフ👨‍🍳と呼ばれる人はほんとごくわずかで、その中でも開発担当と呼べる人材は数人だけ。

私もある地域でのパンの責任者として現場から内部までを統括する立場にいましたので、会社内でもちょっと名の通る存在にはなっていたかと思います。

 

ちょうど3年目あたりに転機が訪れます‼️

グループ会社による新規事業開発でパンのメニューが提案され、その開発担当としてお声が掛かりました🙌

なんたってグループ内でパンを作れる人材がごくごく僅かですから😅

そのお話が今回の主題でもあるフレンチトーストの専門店でした🍞

 

オリジナルのパンの開発を打診され、先方の意見や目指すべきスタイルなどを共有した上でゼロから作り始めるフレンチトースト専用のパン。

今までは2次加工品としてアレンジされる側から、主体として扱われるフレンチトーストのパンって一体何が正解なのか?…結構シンプルに難しいテーマが与えられました。

 

そこからはひたすら情報取集とイメージのブラッシュアップを行い、現場運営とは別にフレンチトースト専用のパンをひたすら考える日常に。

一つの形を見つけ表現するのに6ヶ月、専用パンの試作品を仕上げて事業開発チームに提出。

そこからは先方によるフレンチトーストの仕上げを行い、会長を含めた社内会議を経て無事に採択されました👏

 

今では全国に8店舗ほど展開するお店になっています🍽

 

ただ、私は7年前に独立のため退職をしましたのでホント初期にか関わっておらず、多店舗展開するにあたってどのように変化していったのかはわかりませんが、間違いなく言えることはスタート時のコンセプトには自分の考えも入っていました。

 

そんな開発を行った結果、私個人が社内で色々な広がりを見せ、台湾・韓国・ドバイ👳‍♂️へと技術指導に行くといった海外事業部への参画などが起こりました✈️

そこでもフレンチトーストを絡めた案件が多かったので、常に情報収集を行っていたように思います。

過去の話が長くなってしまいましたが、これが私がフレンチトーストに真摯に向き合って成果として築いた部分になります。

 

 

この経験と情報を踏まえ、今度は自分なりのスタイルで表現したらどんな形になるんだろうか?

コンセプトを変えてNoPellが提供するフレンチトースト、パンも一旦ゼロベースに戻して考えたのが今回のフレンチトーストとなります。

 

French toast ~maple brioche~

 

以前に開発したものはシンプルな味わいでフレンチトーストとして必要な要素を盛り込んだ仕上げになっていました。

今回は必要な要素を含んだ上で、パン自体にどういった味わいをプラスできるか?それがどういった付加価値を生み出すか?生み出せるのか?をテーマに作成しています。

 

フレンチトーストとして必要な要素って何?と思われるかと思います。

私が掲げるテーマは3つ。

・フレンチトーストになった時点が100点であって、パン自体は100点である必要はない。

・アパレイユの浸透具合い。

・バリエーションの広がり。

ではそれぞれを説明していきます。

 

■フレンチトーストになった時点が100点であって、パン自体は100点である必要はない。

前職時代の開発時に一番に掲げたテーマで、パンそのもの自体は味気なくてもパサパサでも構わずに、フレンチトーストに仕上げた時に魅力を最大限発揮するために発酵条件や配合を考えてレシピを作り上げました。

実はこの考え、一点だけ企業目線であったのがコストマネージメント。

いかに原価を下げられるかがポイントで、あくまでも原材料の一つであるパンを安価で仕上げることで他の素材にコストをかけられる、結果として付加価値を高められる大きな要素となることが大きな魅力となりました。

今回は卸ではなく自社生産ということでよりパンにコストを掛けられる、なので以前には叶わなかったパン自体にも味わいをプラスする開発を行いました。

ホイロ後の生地状態

そのまま食べても十分美味しいパンで、なおかつフレンチトーストに必要な要素を組み込んだパンが今回使用するブリオッシュブレッドになります🍞

ブリオッシュブレッド (丸食パン)

実際に店舗でも丸食パンとして販売しています🍞

フレンチトースト専用のパンとして開発していますが、そのままでも商品価値があると判断してラインナップに加えました。

一つ目のテーマ「100点に関する事項」は、個人で運営していることでパン自体にも100点をつけることができる結果となりました🙌

もちろんフレンチトーストにした際も点数を下げることなく以前と同様に100点で仕上がる要素は組み込んでいます👍

 

■アパレイユ(卵液)の浸透具合い。

パンに浸すアパレイユ。これは食感や浸透具合など好みによっても変わってくるのですが、個人的には短時間で中心まで浸透させることができればいいのかなぁと思っています。

キメ細いパンだと時間をかけて浸透させないと表面だけにしか染み込まない、逆にフランスパンなどの荒い内層のパンだとアパレイユ自体が生地に馴染むまでどっぶりと浸からせないと滞留しないといった要素も生まれてきます。

私が理想としたのはスポンジ構造。液体を通す隙間がありつつも滞留させるための壁もある。

具体的に言うと、浸せばアパレイユを吸い込み絞れば流れ出す。

この力加減でアパレイユの浸透具合を調整できる点が時間短縮へと繋がってきます。

吸い込み過ぎてもベチャベチャ感があったり、吸い込みが足りないとただのトーストみたいになったりと意外とベストなタイミングが難しかったりします。

そのポイントを”時間”で調整するのではなく、この”絞る”作業で調整するのは私の理論です。

なのでその場でパンを浸してすぐに取り出して余剰分を絞って焼き上げます🔥

パンの状態もフレッシュですし、長時間冷蔵することもないので仕上がりの香りにも影響が出にくいとは思っています。

時間短縮は生産側のメリットもありますが、味わいや提供までの時間などトータルで考えた際に消費者側にも大きな魅力となる要素だと思っています。

 

■バリエーションの広がり。

今回は最もシンプルな提供で行います。

なぜかとい言うと、私がフレンチトーストをカフェスタイルで提供するのが初めてだからです💦

パン屋としてお店に並べる形でのフレンチトーストや、前職時代の専門店の開発は行なっていましたが実際にキッチンに立って作りあげるのは初となります。

オペレーションの確認も含めて今回は時間限定での提供とさせていただいています🙇‍♂️

フレンチトーストは卵・牛乳・砂糖が基本ベースにバニラやラムなど香りをプラスさせるのが一般的かと思います。

シンプルな素材のためアレンジもしやすく、季節ごとに旬のものを使用することも可能だったりします。

夏場に爽やかにパッションフルーツ🍍を合わせたり、秋先にはマロン🌰や林檎🍎を使ったりと彩りも含めて表現できるのも魅力の一つです。

そのためにはパンも多様性に優れていることが必要で、パン自体にクセがあると時に反発してしまうこともあります。

今回ブリオッシュにした理由がここにあります。

市場調査をする中で新しい発見も多く、中には甘くないベースのアパレイユで惣菜系と合わせたり、甘いベースでありながら別添えにすることでお肉料理やスープと合わせるコース仕立てのお店もありました。

その際に多く採用されていたのがブリオッシュタイプでした。

食感や香りなど、どの食材と合わせても違和感なく受け入れられる多様性を持ち得ていることを実感しました。

今後の展開でスイーツ系だけでなく食事系での提供も視野に入れています🌱

3点目のバリエーションの広がりはこのスイーツ系・食事系と言う枠組みをも超えての広がりを意味しています。

 

2月のfika på NoPellではずっと温めてきたフレンチトースト理論をフル活用して一皿に表現したいと思っています。

ご来場の際にはぜひご賞味くださいねー👋

 

*イベント詳細*

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◆水曜日のパンとコーヒーマルシェ

/ fika på NoPell

/ 2023年2月22日(水)

/ 11:00~16:00(フレンチトーストは13時からのオーダーとなります)

[黄金スタジオ キッチン 横浜市中区黄金町2丁目7  ~京急黄金町駅より徒歩3分~]

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水曜日のパンとコーヒーマルシェ

 

6年目のNoPell

こんにちは🌱 オーナーのcoichiです。

前回のブログから約1年、ありがたいことに予想を超える忙しさで怒涛の日々を過ごしていました。

本当は5年目の前半を充電期間として商品開発や方向性の確立を含めた時間を過ごすことを考えていましたが、蓋を開けてみれば今まで以上に自分に余裕のない時間を過ごしていたように感じます。

googleの地域ニュースのトップに掲載された1月に始まり、桜の季節の3月、テレビ放送の6月と上半期は店舗の混雑が落ち着いた頃合いにまたメディアによって混雑するといった流れが続きました。

充電どころか常に放電状態。。

この勢いそのままに下半期も駆け抜けて、終わってみれば過去1の忙しい年となりました。

 

昨年のブログで掲げた目標設定は?…当然ながら結果全然達成できておりません。。

ただ、考えや行動にブレが生じたわけではなく、ただただ忙しい!それだけです。

わざわざこんな辺鄙な場所にあるお店まで足を運んでくれた方々にちゃんと届けられるように1個でも多く焼き上げることが至上命題のような気持ちで取り組んでいました。

ラインナップもこうしたいなぁ…とか、こんな取り組みをしていきたいなぁ…とか妄想だけは常にアンテナ張っていましたので、この1年間でただただ妄想の引き出しが増えた感じになっています。

この妄想の引き出しをちゃんと整理して形あるものに具現化することが今年のテーマになりそうです。

 

”6年目のNoPellは妄想を形に変えて突き進みます”

 

6年目のNoPellは個人でのアプローチから、もっと広くより大きい枠組みでパンやサービスをお届けできるよう切り替えを進めています。

 

marché corner

店舗ではマルシェコーナーをリニューアルして新たに焼き菓子のラインナップが登場しました。

今はお試し期間として定番アイテムではなく変動的なアイテムとお試し価格になっていますが、春先にはちゃんとした形で常時ご用意する方向で行動しています。

 

Laboratorio NoPell

昨年掲げた内の一つ、Laboratorio NoPell。

店舗に併設している厨房を小さな研究室と位置づけして日々研究開発をしていく場所へと意識改革を行なっています。

今は小麦粉の切り替えを敢行しており、その小麦粉にあった配合や製法を模索中。

まずはクロワッサンからの検証を行っており、それに伴い折り数や焼成条件も変えてみたりと最適条件を見つけるまでの道のりは長そうです、、、

~熟成をテーマとした竹林の小さな研究室~

 

そして昨年スタートした"fika på NoPell" も今年も継続して開催していきます。

昨年11月には新たにフレンチトーストをお出しする予定でしたが、NoPellが臨時休業期間となってしまいお蔵入りに、、、

準備も万全に、フレンチトーストも2月の開催からスタートしていきます。

フレンチトースト ~maple brioche~

plate set ~croissant ~

 

ここまでは5年目と比べてお大きな変化とはなっていませんが、この後にお伝えすることは6年目から新たにスタートする活動になります。

 

*新しい販売チャネル*

移動販売車によるパンや雑貨の販売を計画しています。→現在絶賛準備中です。

現状として店舗での販売は頭打ちと捉えています。

それは駐車場や店舗の大きさ、時間帯による集中化など立地面やハードの部分に問題があり、これらを改善するには難しい点がホント多いんです。。

ならば敷地内ではなくて違う場所で違うマーケットを展開するのがより魅力的なのでは⁉︎

(ぶっちゃけこの方がワクワクするなぁという個人的感覚)

ふらっと出かけてふわっとopenしてほわっと販売する。

ライフスタイルの中に溶け込めるような、そんな一人マルシェのような移動販売を行いたい妄想があります。

規模は小さいけど、その地域社会にスッと溶け込んで穏やかーにお届けできるようなものを構築したいと思っています。

 

*ゆるーく募集を始めます*

NoPellは今まで家族のサポートを受けながら基本一人運営で事業を行っていました。

そんな中、昨年の終わりに縁もあって短期バイトを雇用することになり平日1日だけ出勤してもらっていました。

どんな作業をしてもらったらいいのか?

お互いにとってプラスになることは何なのか?

実際に雇用してみたらどんな感じになるんだろうか?

いろんなことを思いながら過ごしてみて一番に感じたことは、

 

『やっぱり一人で行う仕事量ではなかったんだ』

 

と、ただただ実感しました。

技術云々でもなく、経験云々でもない、簡単な作業でも任せられることがたくさんあって、それが共有できることで仕事の幅や精度が高まることが実際に数字でも現れる結果に。

会社組織にいた8年前に感じていたものと自分が主体となって行うものでは大きな違いがあることを知る絶好の機会にもなりました。

なので急募ではなく、もしNoPellのカラーと合う人がいれば雇用創出を行ないたいなぁと思いっています。

またSNSや店舗に掲示したいと思いますが、ざっくりとした要項をお知らせしますね。

【募集要項】

・採用日時:2023年4月か5月からの勤務が可能な方

・週3回程度の出勤(日曜日・火曜日+平日1日が理想)

・6〜8時間勤務

・時給1,071円〜

・必要資格:普通自動車免許

・交通費一部支給(車・バイク出勤可能)

・業務内容

製造・販売などのカテゴリー分けはなくNoPellに関わる活動全般に従事してもらいます。

営業時は販売や製造補助、平日は卸の出荷作業や梱包、イベント時にはブース販売や車移動、fika på NoPellではキッチンなど多岐にわたります。時にはガーデンの手入れなどなど。

 →業務内容は多いですが、ちょっとずつ出来ることを増やしていく感じになります。

 

といった感じで一般的なパン屋とは違う業務内容になるかと思います。

NoPellの事業スタイルに興味がある方はぜひぜひご連絡ください。

連絡先:info@no-pell.com

担当 :松村

 

 

パンを焼き上げることに必死だった5年目はあっという間で、最後の最後にコロナに感染して1週間の隔離生活を強いられるというバタバタな1年を過ごしました。

のんびりしなければいけない1週間に色々と振り返り、年初に掲げた行動計画が進められないほどの忙しさに有り難みを感じつつも、ちこっと不甲斐なさも感じたりで…。。

6年目は少し自分を客観的に見つめ直す時間も作りつつ、今掲げている行動を妄想から形に変える活動を強めていきたいと思います。

今年もどうぞNoPellをよろしくお願いします。

 

そろそろpunosの新作もお披露目できればと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*fika på NoPell*

おはようございます、オーナー"coichi"です🌱

年明けに2つのお知らせがありましたので立て続けのブログ更新となりました。

どうぞお付き合いくださいませ。

 

今回は新たにスタートする取り組み「fika på NoPell」についてお伝えします。

”NoPellでFIKAする”、これがfika på NoPellの由来です。

FIKAとはスウェーデン語で甘いものやオープンサンドなどを食べながらコーヒーを飲むと言った習慣を表す言葉になります。

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plate set

今年度よりパンとコーヒーマルシェさんが開催する「水曜日のパンとコーヒーマルシェ」内におきまして不定期ですがこのカフェスタイルの出店をすることになりました🙌

NoPell初となるイートインスタイルでは作りたてのサンドイッチと季節のポタージュ、自家焙煎コーヒーをセットにしたプレートをご用意します。

他にもケーキセットやテイクアウトも行いますのでお気軽にお立ち寄りくださいね🍞

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lunch box

このカフェスタイルの提供は事業を始めた時からずっと構想だけは持っていました。

ですが、今の敷地では飲食許可を取るのには結構なハードルがあり、実現までは遠い道のりだと半ば諦めていました。

そんな中、昨年出店したイベントでこちらの主催者の方と繋が生まれ、ちょうどウチが自家焙煎コーヒーを始めていたこともあって意気投合し出店の運びとなりました。

 

パンは長年の経験から臨機応変に対応する術を身につけていましたが、カフェ運営に関しては全くの素人に近いものがあります。

でも提供したいサービスだけは定まっている、こんな中で今回のお話はとても魅力的でチャンスだと捉えました。

小さい規模でのスタートになりますが、回数を重ねてちょっとずつでも広げていけたらと思っています。

よかったらこのカフェスタイルもチェックしてみてくださいね。

初回は1月19日(水)になります☕︎

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*水曜日のパンとコーヒーマルシェ*

場所:黄金スタジオ キッチン

時間:11:00-16:00

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こちらのイベント内での出店です。

 

◆コーヒに関して

ドリンクは自家焙煎のコーヒーとなります。

設備の関係から今回はエスプレッソでの提供となりますので、カフェラテかアメリカーノをお選びください。

少量ですがコーヒー豆も販売しますのでぜひお試しください。

お持ちする豆はエチオピアのシングルオリジンになります。

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厚木の自然豊かな場所で焙煎されたスペシャルティコーヒ

 

食器や空間も含めてちょっといつもとは違う雰囲気で、穏やかにのんびりと過ごす時間となれましたら幸いです🌱

ぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。

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potage … ~ARABIA社のビンテージカップ~

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自家焙煎コーヒー … ~ARABIA社のヴィンテージカップ~



 

充電期間

だいぶご無沙汰となってしまったブログ更新、新年を迎えての抱負も兼ねて綴りたいと思います📝

こんばんは、オーナーの"coichi"です。

 

昨年も多くの方にNoPellを楽しんでいただき、充実した一年を過ごすことができました。

本当にありがとうございました。

今年も移り行く情勢に合わせてスタイルを変えて行きながらも、多くの方に喜んでいただけるよう尽力して参りますのでどうぞよろしくお願い致します🌱

 

今回お伝えしたいこと、それはNoPellとして今後どのように歩んでいくかの選択と検証。

今までのようなスタイルで精度を高めていくのか、それとも方向転換していくのか、

昨年の後半はこのことで頭がいっぱいになっていました。

 

繰り返すことで精度を高めて生産性を高める。

こうしていくことで1個でも多くのパンを焼き上げて提供することが出来始めた前半期、でも新しい価値を創造することは正直出来ていませんでした。

他ではないような味わいのパンを楽しんでもらいたい想いから少しずつ焼き始めた自家製酵母シリーズのラインナップ。

でも生産性を考えると既存のラインナップとの併用が難しい点が浮き彫りに。。

両立するには今の体制では難しいことを実感した昨年末でした。

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自家製紅茶酵母シリーズ "ミルクティーブレッド"

 

人材育成をして生産の絶対数を高めることも必要であり、何より自分が新しいモノを生み出すには時間を確保しないと頭と身体の整理がつかないことも薄々感じていました。

ただコロナ禍である今、この先どうなっていくかも不透明な経済状況では新規雇用を行うのはある種のリスクにも繋がってしまいます。

この選択はまだ先の話であって、今はその時に備えて自身が引き出しを多く抱える必要があるという結果に行き着きました。

 

では具体的にどういうことなのか?をこの後にお話ししたいと思います。

 

5年目のNoPellは原点回帰も含めて一旦生産を緩めたいと思います。

この先迎える大きな転機に向けて半年程度の期間をちょっと緩やかな速度でパン製造を行うことにしました。

それは体調管理も含め、ちょっと今の自分には背伸びし過ぎていたことも要因にあります。

特に昨年後半期は忙しさから持病でもある障害の方に意識が持って行かれてしまうことで、身体と頭のバランスが乱れていたと思います。

営業日も変則的になってしまいますが、営業日には多くのパンを焼き上げてお届けできればと思います。

新しいものから定番アイテムも含めてわくわくするようなラインナップを揃えますのでぜひ変わらずのご利用をよろしくお願いします🙇‍♂️

 

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[Laboratorio:研究所]という観点で既存の工房を総称します。

そんな5年目のNoPellは新たなパンの味わいを表現する研究者としての側面を持ちつつ、今までとは違う形でパンの魅力をお伝えして行きたいと思います。

体調管理も含めて製造における速度は緩めますが行動力は一切変えず、頭をフル回転させてNoPellをより魅力的な事業へと変貌させて行きます。

 

            「口溶けと余韻のマリアージュ」

これは今年のテーマであり、NoPellが目指すパンの形です。

食べ進めていくうちに溶けて無くなってしまうような食感と味わいを、そして食べ終えた後に口に広がる香りや余韻を存分に楽しんでもらう。

これが私の理想とするものであり、他では味わえないようなパンを作って行きたいと思います。

もっとパンのメカニズムを追求し、生地の熟成から発酵、焼成における水分値の変化などを自分なりの解釈で数値化してマニュアル化することで今後の人材育成にも繋げていく予定です。

 

その追求を行う場として今年からNoPell bakeryの厨房を研究所として確立します。

それが[Laboratorio NoPell]になります。

設備が大きく変わることは無いんですが、パンを焼く場所から開発を主体とした施設に考え方を移行します。

今は私一人なので気の持ちようにはなりますが、今後人材育成を進めるにあたり共通認識として今のうちから確立したいというのが本質です。

約半年間はこのLaboratorioの開放日という名目で様々なパンをお披露目するイメージでいたりします。

これもまた私の気の持ちようなんですが、どういった気持ちでパンと向き合うのかによっても仕上がりに変化が生まれてくると思っています。

ちょっとだけ自分の目線で物事を把握しながらパンを焼き上げて、そんなパンを楽しんでいただければ幸いです。

もちろん既存のパンも継続して作りますのでご安心くださいませ🌱

 

2022年の後半期に生産体制も含めて昨年よりも精度を高めたNoPellを表現できるよう、約半年の充電期間のような時間をどうぞご了承くださいませ。

次の記事では新たな取り組み[fika på NoPell]をお伝えします。

5年目は[Laboratorio NoPell][fika på NoPell]と2つの行動からスタートします。

 

 

 

4年目のNoPell

こんばんは🌙オーナーの"coichi"です。

前回の記事からだいぶ経ってしまいましたが、ちょっとしたお知らせをブログで行いたいと思います。

リスタートから約半年、コロナ禍における生活スタイルも変わりつつある中で政府による取り組みも敢行されたりと年末まではやや穏やかに過ごせてきたように今は感じます。

年明け早々に緊急事態宣言が再度発令されたことで多くの方がライフスタイルの変更を余儀なくされていることかと思います。

私もパン屋として出来ることを、そして今後も安心した形でパンを届け続ける方法を模索していかなければならないと感じています。

8月のrestartから営業時間を短縮して平日に営業日を増やしたり、密にならないよう集客の分散化に努めてきました。その甲斐もあり5月6月のような異常なまでの混雑は緩和されていました。(でもパンが足りなかったり、平日のお昼にお待たせする時間が長くなってしまったりと反省点はつきませんが。。)

前回の緊急事態宣言とは違うのは多くの店舗が営業を行っていること、経済が動いている中での自粛の呼びかけになっていることだと私は感じています。

他のお店も営業しているのでそこまで混雑にはならないだろうと思っていた今週末、土曜日はそこまでではなかったのですが日曜日は予想以上にたくさんの方にお越しいただき、1時間持たずに完売となってしまいました。

その後も多くの車がNoPell目指して坂を登ってくる様子を目の当たりにして、今後も生活環境の変化からパンを必要とされる方が増えてくるのかなーと肌感覚で思ったりもしました。

 

では、どうしたら今後必要とされる方にちゃんとした形でパンが届けられるのだろうか?

パンに限らずNoPellが掲げるテーマ「穏やかな時間の過ごし方」を提供できるのだろうか?

4年目を迎えて今までとは違ったNoPellを発信していく中で、今自分ができることを背伸びせずに実直に向き合って進めていきたい気持ちは変わらずにあります。

4年目のNoPell、多くの方に楽しんで頂きたいのはもちろんですが、今までずっとNoPellをご利用いただいている方々に向けてのアプローチをより確かなものにするためにも再度営業スタイルの変更を行いたいと思います。

 

◆変更後のNoPellの販売日◆

日曜日・火曜日の2日間の販売となります。

それぞれにテーマを掲げてオープンします。

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日曜日販売「NoPell bakery」

▪︎12:00~17:00(日没まで)▪︎

・15時までだった販売時間を17時まで延長します。

・14時以降にもパンを焼き上げて夕方までお選びできるようにしていきます。

・休止していたお取り置き(ご予約)も一部再開致します。(混雑緩和と普段使いの近隣の方への配慮も含めまして現在は当店ポイントカードをお持ちの方に限らせて頂きます。)

・コーヒーは混雑緩和のため14時以降のご提供とさせて頂きます。(店内の状況によっては13時以降もお出しできる場合もございます)

*パンのお求めがメインの方は12時から14時のお越しをオススメします。NoPellでのんびり穏やかな時間やお買い物を楽しみたい方は14時以降のお越しをオススメします。14時からはパンの温めやドリップコーヒーのご案内などお待ちいただくかもしれませんが今までとは違うNoPellの魅力をご提案できればと思っています。そして14時以降の時間帯にしか焼き上がらない長時間熟成発酵のパンも出てくると思います。

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火曜日販売「NoPell sandwich day」

▪︎11:00~17:00(日没まで)▪︎

・14時までだった販売時間を17時まで延長します。

・13時以降も通常ラインナップのパンを追加で焼き上げて夕方までご提供します。

・ランチボックスは混雑緩和のためメニューを制限させて頂きます。(プチパン、ドリンク等)

*今までの平日NoPellよりもパンのラインナップを増やして週末と同じようにパンのご利用がいただけるようにしていきます。13時以降に焼き上げる商品も出てくるかと思いますのでオープン時には並んでいないパンがありますことをご了承ください。

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4年目のNoPellは新しいことにチャレンジすることと、私自身の体調(持病の神経系)と向き合いながら新しい価値の提供を行っていきます。

コーヒーも自家焙煎をスタートさせ今まで以上に1杯1杯丁寧にお届けしたり、自家製酵母シリーズを通常提供を開始したり、発酵焼き菓子として贈り物にもお使いいただけるようなラインナップを確立したり、marchéコーナーを充実させたり、より多くの場所でNoPellを味わってもらえるような活動をしたりと、まだまだやりたいことが目白押しの山積み放題ですが皆さんに喜んでもらえるよう4年目も精一杯の行動をしていきたいと思います。

店舗の販売日は週に1日少なくなってしまいますが、より多くの時間帯にNoPellを楽しんでもらえるよう明日からもよろしくお願い致します。

 

2021年1月18日 オーナー"coichi"

 

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NoPell sandwich day

こんにちは🌱 オーナー”coichi”です。

8月の中旬よりお店も再開して慌ただしくも充実した日々を過ごしています。

このリスタートにおいて一番変わったことといえば、平日の営業が始まったことになるかなーと思います。

平日NoPellは今までとちょっと違ったスタンスで進めていこうと思っていますがまだ完全に移行はできていません。。ちょっとずつ変えていきますので長い目でお付き合いくださいませ🙇‍♂️

 

【NoPell sandwich day】

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NoPell sandwich day...緑の中で過ごすランチタイム

平日NoPellは週末のようなパンがメインのお店というよりも、どちらかといえばサンドイッチをメインとしたランチタイムに特化したお店にしていきたいと思っています。

お勤めの方のお昼休憩にNoPellを、お子様が学校などで過ごしている時間にちょっと一息つきにNoPellまで、火曜日の午後はのんびりとNoPellで、といったような使い方をしてもらえると嬉しいです♫

そんな時間の過ごし方に合わせて平日はドリンクとパンがセットになった[ランチBox]をご案内中です🥪🥤

内容は、週替わりのサンドイッチ、プチパン2個、ドリンクになります。

サンドイッチとプチパンの種類は当日に現地にてご確認ください。価格も内容によって変わりますのでご了承ください。

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持ち運びに便利な形状なので近くの自然公園でも楽しめます。

他にも食パンやクロワッサンなどの定番アイテムやシェフの気まぐれシリーズとして限定アイテムも並んだりするNoPell sandwich day、いつもと違ったワクワクをご提供できればと思っています🌟

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シェフの気まぐれシリーズ:オニオンブレッド

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シェフの気まぐれシリーズ.その2:シャインマスカットCUBE

この気まぐれシリーズはまた違う回で詳しくお伝えしますね🍞
NoPellが作るパンはちょっと他では見たことないような形や食感がテーマでもあるので食べて楽しんでもらえていれば本望です✨

そして毎週土曜日に提供していましたコーヒーもこのタイミングで火曜日に移動しました☕️

今の季節は自家菜園「NoPell farm」で採れた食材を使ったオリジナルドリンクもご案内しています。登場している日にはぜひお試しください🍋

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先週は新生姜で作るピンクジンジャーエールでした🌿

平日NoPellも2週を終えて課題も盛りだくさんの山積みです。。

とくにお昼ごはんを目的にお越しいただいたのに12時過ぎに既にパンがないという現状…

このエリアには飲食店どころかコンビニや商店もない自然豊かな場所ならではの難点が。

ここで買えないとお昼ごはんはいったいどうしたらいいのか…となってしまいますよね。。

パン屋があることすら疑問視される地域で営業しているNoPellなので、せっかくお越しいただいたのであればできる限り多くの方にお届けしたいと思っています。

なので、次週からは事前注文もお受けすることにしました。

ご用意できる数も多くはないのですが、確実にお昼ごはんにランチBoxをお届けするにはこの方法がベストかなと思いました。

その方法をお伝えします📝

※.内容につきましては当日に組み合わせますので、サンドイッチの具材やプチパンのご指定は出来かねますのでご了承ください。

・当日はお電話かインスタのメッセージでお受けします。

・前日まではインスタのメッセージかNoPellサイトのお問い合わせフォームにてお受けします。

・大口でのご注文は前々日前までにご相談ください。店頭お渡しになりますがご対応も可能です。

 

NoPell sandwich dayとして動き出した平日NoPell、これからも課題をクリアしていきながら多くの方にもっとNoPellを満喫してもらえるように日々進めていきたいと思います!

 

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【NoPell sandwich day】

Every Tuesday

open:11:00

close:14:00