こんばんは🌙オーナーのcoichiです。
前回の投稿からまた1年以上経ってしまいました、、、
ブログはお伝えしたいことが長くなってしまうときに活用したいと思って始めましたが、いざ書こう!と思うと時間が掛かってしまって書ききれないままお知らせしたい期限を過ぎてしまうという過ちの繰り返しだったりしてます。。
今回は大きな進展のお話なのでブログでお伝えさせていただきます📝
実はNoPell、昨年夏の頃から色々と行動指針を変えていこうと動いておりました。
経営理念はそのままに、インスタのタグでもスタート期から掲げている「穏やかな時間の過ごし方」「食卓に彩りをコーディネートする」が根本にあります。
でも実際にこのテーマを追い求めて前に進めているのか?もしかして停滞しているのでは?と思えることもあってモヤモヤしてしていたのも事実です。。
”美味しいパンを作る”
これは必然の事象であってテーマではない。ここを追求するために事業を始めたわけではなくて、パンを主体とした食の提供を通じてより豊かで穏やかな時間を過ごしてもらえるような創出が自分は他のパン職人の方とは違う観点からできるんじゃないか…と思ったのが発端でした。
NoPell→Notakezawa Puutarha elaa luonnon kanssa...
北欧の言葉で「野竹沢の庭、自然との暮らし」という意味になる文章の単語の頭文字を抜き取って作った造語 ”NoPell”
誰もが訪れることができる自然豊かな土地で穏やかに過ごしてもらうことをパンを通じて行うことが私の想いです。
此処で過ごした時間がお客様のご自宅の食卓に並んだパンから思い出される、彩をNoPellが創り上げることがコーディネートするという発想に繋がっています。
ここ数年はありがたいことにメディアや口コミなどで多くの方に知っていただく機会がありました。
同時に早い時間でパンが品切れにならないよう焼き上げることにいっぱいいっぱいの日々になってしまい、遠方から来てくださる方に1個でも多く届けなければという使命感から生産重視で行っていました。
思い返せば初年度と比べると3倍から4倍の数を一人で焼き上げられるように。。
昨年に入って少し店舗も落ち着いてきて、春が過ぎるころにはだいぶ穏やかな営業になっていました。
このタイミングが次に進むチャンスかもしれない!と思って動き始めた2023年夏。
半年経って一つ形になってきたことがあります。
それが、
『フリースペースの設置』
今回のお題になります。
まだまだ未完成ではありますが、この空間で時間を過ごしてもらえるまでにはなったので一般公開したいと思います。
最大の注意点は、
”カフェではありません”
あくまでも”フリースペース”です。
購入した後にちょっと休んでもらったり、この自然の中でのんびりと過ごしてもらいたい想いから作った空間になりますのでお店側からのサービスの提供はありません。
- 自然豊かなこの地でパンを楽しむ
- 淹れたてのコーヒーを味わう
- 都会の喧騒から離れて静かな時を刻む
- 優しい光に包まれて穏やかな気持ちに浸る
- 大切な人とゆったりとした時間を共有する
- ゆっくりと本を読んで休憩する
- 一人の世界で物事を整理する
- 風を受け、揺らぎに穏やかさを感じる
- 楽しい時間を過ごす
こんな想いで過ごしてもらえたら嬉しいです。
今回はデンマークを参考にして灯りと家具で非日常を過ごせるような空間を目指しています。
学生時代からコツコツと揃えていた家具と、ここ数年で興味が高まった北欧の照明。
部屋全体を包む光ではなく、ひとつひとつのテーブルに照らす灯りを配置しました。
この照明は数年前に一目惚れして以来ずっと気になっていたんですが、部屋に合わせるにはちょっと難しいなぁと足踏みしていた品でした。
ちょっとずつリノベーションしていく中でこの照明が入ることで部屋全体のカラーが定まる瞬間があり、即購入した今回の空間に必須なアイテムの一つです。
今後はこの空間で個展やワークショップなどを開催したりするのも夢見ています。
多くの方がのんびりと穏やかな気持ちで過ごせる場所をNoPellが思い描くスタイルで感じて見つけて体感してもらえればと思います。
晴れた日の心地よい風や鳥の音色、雨の日のしっとりとした情景のなかで聞こえる雨音など、天候や季節の変わりゆく風景をお楽しみください。
きっと優しい気持ちになれるはずです。
NoPellが届けたい想いはこの"Hygge"に。